シンポジウムに参加(2)3人目の先生は受動喫煙について話されました。空気中には2種類のタバコの煙・・・ つまり主流煙と副流煙があるそうです。 主流煙は喫煙者が吸い口から吸い込むタバコの煙のことで 副流煙はタバコやパイプの火をつけた部分から 直接空気中に出る煙のことなんだそうです。 ↑つまり非喫煙者も知らず知らずのうちに タバコの煙を吸わされてるんですね。 また副流煙には、主流煙よりも高い濃度で 多くの有害物質が含まれていて しかもタバコの煙はトップクラスの発がん物質に 指定されているそうです。 非喫煙者でもタバコの煙が動脈硬化のきっかけとなり 狭心症や心筋梗塞になることがあるそうです。 それから喫煙の低年齢化について話されましたね。 なんと日本では小学生くらいから喫煙してる子がいたり 10代の妊婦の4割が喫煙してるんだそうです。 台湾では妊婦喫煙禁止法という法律があり タバコを売った人が罰せられるというのに。 啓発運動の温度差を感じると先生が強調されてましたね。 啓発運動といえば、もうひとつ・・・ 日本のタバコのパッケージと海外のものとでは全然違うそうです。 海外のは、いかにタバコが身体に害をもたらすか ダイレクトに伝わってきますね。←サンプルがまわってきました。 タバコで亡くなった方の写真や汚くなった肺など写真入りなんですよ。 最後に禁煙ガムやパッチについて話されてました。 この講演をきっかけに禁煙される方が増えてくれるといいんだけど・・・ 4人目の先生は救命救急・・・とりわけAEDについて話されました。 AEDとは、心臓のけいれんをとめる機械のことで 心電図の機能もあるそうです。 近頃、AEDは病院だけでなく空港や新幹線の駅やデパートなどに 配置しているそうです。 心肺蘇生をする時に気を付けなくてはいけないのは まずは安全の確認です。道のど真ん中だったりしたら危ないですからね。 次に意識の確認をして、周りの人に救急車の要請(119ですね)や AEDの確保をしてもらうといいそうです。 それから気道確保をして呼吸の確認をして自発呼吸がないようなら 心肺蘇生法(人工呼吸と心臓マッサージ)の開始です。 私が学生の頃、保健体育で習ったのとは異なっているようです。 ・・・ってか、その頃のこと覚えていません・・・ 心マと人工呼吸の割合が以前は15回と2回でしたが 現在は30回と2回なんだそうでAEDが届くまで続けるんだそうです。 AEDは誰でも使えるようになってるらしく電源さえ入れれば 音声で使用方法をサポートしてくれるんだそうです。 AEDのメーカーが違っても基本的には使用方法は同じで 30万前後の価格なんだそうです。 AEDで心肺蘇生して救急車が着いたら医療機関への搬送となります。 心肺蘇生法やAEDを正しいやり方で早くすればするほど 救命率が上がるんだそうです。 |